第五章

材料へのこだわり

第三節地元産の茅で葺く屋根

宮忠が造る神棚の茅葺き屋根。
そこに使われる茅は、社内の恒例行事として、伊勢の朝熊(あさま)の電車道付近で、毎年、1月初め~2月末の約2カ月間をかけ、全社員総出で行っています。真冬に行うのは、まだ青いうちではなく、霜に当たって枯れたものでなければならないため。寒い中の作業には苦労しますが、自分たちの手で刈った茅が神棚の屋根を飾り、みなさまのお手元に届くと思うと、格別な喜びがわきます。
茅から葉っぱを取り除く作業は、地域の高齢者の手を借りています。「神さんの屋根になる茅やから、取らしてもらうのがうれしい」と、みなさん心をこめて作業に当たってくれています。

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